今回は発達障害について紹介します。
実は、40年以上生きていて、最近自分がADHDであることを知りました。
私のやっちまったな話
- 携帯どこかに置いてくる
- カバンの中がぐちゃぐちゃ
- 電車が来たら、取り合えず飛び乗る
- 鍵はかけたけど、挿したまま出かける
- 火をかけっぱなしで鍋が何個も真っ黒け
- 車のガソリンを入れる時に灯油を入れたことがある
今だから笑えるけど、もしかしたら笑えなかった話もありますよね(;^_^A
精神科の先生にADHDと言われて、当てはまることがいっぱい。
あ~だから生きにくかったのかと納得してしまいました。
小さい頃から分かっていたら、もっと生きやすかったはず。
だからこそ、もしかして私もADHDかも?って思っている人、もしくは、人付き合いが苦手、片づけられない、忘れっぽい人...身近にそんな人がいる方に発達障害のことを知ってもらいたいと思います。
幼少期なんでできないんだろう?なんで私はこんななんだろう?ずっとわからなくて、おバカだからわからないんだ。
そう思って過ごした日々。
子供も大人もだけど、伝わらないから、イライラする、黙るなどで発信はしているのです。
それを受け取ってあげて欲しい。親だったら、もっと子供に敏感であって欲しい。
私は受け取ってもらえなかったので、親の愛情を感じなかった。
親のくせになんでわからないんだ?そんな気持ちがあり、今でも親が苦手です。
最近、親にカミングアウト我が親は障害を受け入れない。受け入れたくないようでした。
弟は頭が良くて、なんでもできる子だったので、ずっとひがんでました。
どうして、比べて、私には障害があるんじゃないか?と思って調べてくれなかったんだろうと。
片づけられなくて良く怒られました。片づけ方がわからなかった。よく蹴られました。虐待です。
みんなと一緒に無理やり習い事をしてたけど、ついていけないし、嫌だった。
今思えばそろばんを習っていなかったら計算障害があったんじゃないかと思います。(ここは感謝しないといけないな)
理解してもらえてたら、もっと伸びしろのある習い事をするなり、教わり方にも違いがあったと思います。
虐待も子供を理解していたら起きないのかもしれない。
だから子をもつ親にも知って欲しいのです。子供に嫌われないように、子供を嫌わないように、虐待しないように知って欲しい。
発達障害とは
発達障害とは自閉症・アスペルガー症候群(ASD)その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥(欠如)、多動性障害、その他これに類する脳機能の障害です。
自閉症とは
言語発達の遅れ・動作の反復等の症状があります。
特徴としては臨機応変な対人関係が苦手で、自分の関心・やり方・ペース維持を最優先させたいという本能的思考が強いです。
少し変わった人程度で済んで、問題なく日常生活を送れることも十分あります。
与える印象としては「融通が利かない」「こだわりが強い」という感じです。
ポジティブな方向に行けば「自分のペースを守り、コツコツがんばりつつけれる人です」
アスペルガー症候群とは
対人関係の障害・コミュニケーションの障害・パターン化した興味や活動の症状があります。
特徴としては感覚が他の人よりも敏感であったり、逆に感じにくい場合があります。
他の人が許容範囲の電灯の明るさがストレスになったり、音量が耳障りに感じることがあります。
筋肉や関節の感覚が脳に伝わりにくい傾向があり、運動が苦手、手先が不器用、姿勢が悪かったりすることがあります。
高い記憶力や集中力をもっている人がおり、興味があることには何時間でも集中できたり、単純、反復作業もやりぬくため、特定の分野で他人に出来ない業績を上げることもあります。
知的障害がなく表面上のコミュニケーションには問題がないため、外見からはわかりにくい傾向があります。
与える印象としては「無神経な人だ」「常識のない人だ」と誤解されやすく、孤独感や疎外感を抱くことも少なくありません。
学習障害とは
知的な遅れや視聴覚の障害がなく、教育環境も整っており、本人の努力にも問題がなく読み書きや計算など特定の領域で学習が遅れがみられる状態です。
読字障害・書字表出障害・算数障害・特定不能の学習障害があります。
読字障害
1文字ずつ拾って読む、単語や語句の途中で区切ってしまう、文末などを勝手に変えて読むなどの特徴があります。
文章を読んでいると疲れやすく読み誤りが増えてくるという易疲労性が認められています。
書字障害
ほとんどが漢字の書字障害です。漢字が全く思い出せないものから、なんとなく形が思い出せるが細部が曖昧となる例までさまざまです。
部首の位置の誤り、意味が類似する字の誤り、書き順がばらばらであるなどの症状があります。
算数障害
加減算の習得の段階でつまづきを認め、10の分解と合成が定着できない。
数列の理解が困難、2つ飛ばしや3つ飛ばしの数がわからないという症状がみられます。
注意欠陥・多動性障害
自分をコントロールできずに、落ち着きがない、物事に集中できる時間が短い、忘れ物が多い、衝動的な行動をとるなどの問題が認められています。
特徴としては忘れ物が多いなどの特徴を理解されないまま不適切な状況・対応が続くと怒りっぽくなったり、反抗的・攻撃的な行動をとるなど周囲との関りがうまくいかなくなったり、叱られ続けることで自尊心・自己評価が低くなるなど二次的な問題が生じる可能性があります。
ADHDの診断は治療が早期に適切に行われるほど予後が良いというのはこのためです。
印象としては「おっちょこちょい」「落ち着きがない」といった感じです。
まとめ
発達障害はボーダーラインが難しい。改めて、書いていたら、ADHDだけでなくアスペルガー症候群も学習障害もある気がします。
人生生きにくいなと思ったら、何か障害があるのかもしれない。
子供が言うことを聞いてくれないならもしかして、何か障害があるのかもしれない。そう思って調べてみませんか?
ある知人を見て確信しました。知人の子供は私の目からして、落ち着きがなく、反復行動がありました。一人行動も目立ちました。
もしかして?と思っていました。
私は子供と1度しか会ったことがないので、言わなかったけど、学校から、障害があるんじゃないかと連絡が入ってショックだったそうです。
気づけないものかもしれないけど、私は1度あっただけで、そうかも?って思ったのだから、客観的な方がわかりやすいのかもしれない。
自分の子に限ってまさかってなるのかもしれないですね。
私は子供がいないのでそこらへんの気持ちは理解できないけど。
親としてもう少し自分の子を見てあげて欲しい。
私自身、ADHDだとわかり、納得ができて、スッキリした部分はあります。
わかってからは、夫以外には秘密にしていたので、ストレスもありました。
隠さないと仕事できないんじゃないか?友達出来ないんじゃないか?
でもADHDであることを伝えてクビになるような会社なら辞めたらいい、友達もいなくなったら、また作ればいい。
今度は初めからわかってもらおうと思います。私の夫はわかろうとしてくれるし、助けてくれます。
信頼できる人、理解してくれる人がそばにいるだけで、こんなに違うものかと思います。
無知は罪なり。これからもっと自分の事を理解していきたいと思います。